出会い系サイトの体験談　その１　恋人になった彼女の話

　出会い系で沢山の女性と会いました。　少しでもイメージを持ってもらえるように体験談を少し話します。　出会い系で知り合った子の中には、そのまま彼女になった子もいるし、仕事でお世話になっている人もいる、今バンドを一緒にやっている仲間が元を辿れば出会い系で知り合った子の友達始まりだったり、知り合った子の友達が彼女になった事もある。　本当、様々です。よく考えたら今就職してる会社も出会い系の子の知り合いの知り合い・・だから元々出会い系が始まりだ。（笑）　　まあそれほど私は上京して友達がいなかったんですよね。　
最初に出来た彼女は、やっぱり同じように上京したての大学1年生で、1人暮らしをしたばかりで夜1人で寂しい時に出会い系サイトで遊んでました。　テニスサークルに入って彼氏もちゃっかりいたらしいのですが、「彼氏いないし寂しいよ」なんてプロフィールには書いてありましたね。
名古屋の子だったので、「ええ！名古屋自分もよく行くよ！！奇遇だね！！」と名古屋トークで意気投合しました。　行ったことなかったのですがインターネットや本でその都度調べてなるべくマニアックな知識を小出しにする事で信じてもらえました。名古屋だったら、「あんかけスパゲッティー美味しかった！とか、世界の山ちゃん美味しかった！とかですかね。山本やとか。」　後は、色んな女の子と同時進行でメールをしているので、そのうちどんな話題でも「マジで！？奇遇だね！！」と話をあわせられるようになってくるのです。　これは実生活でも役立ちます。　
名古屋のくだりはあくまでも「つかみ」で、お互い上京したてという共通点もあって「東京で行ってみたいところ！」というテーマで盛り上がって、恋話に。　やっぱり女の子は嘘が上手いというか・・「キスしてないな・・」とか「手を繋いで歩きたい」とか、胸がキュンキュンする事を言ってくるんですよね。　しかも、それが私と、とは言わないんです。「誰かいないかな・・」なんていう言い方をしてくるんですね。　それがニクい！！
すっかり彼女のメールにハマってしまった私は「会ったら俺が真っ先にキスする！」とか、普段言えないような恥ずかしいメールをいっぱいしました。　本当に楽しかったです。
こんなに前フリが長くなりましたが、実は会うまでのメール期間、たったの3日。（笑）　3日でかなり大胆な会話をするようになっていたのです。
あんなに「東京で行きたい所―」「東京タワー！」とか言ってたのにもかかわらず、待ち合わせをしたのはファミリーレストラン「ガスト」にて（笑）　「今からバー行こうよ！」「え！？バー？」「うん、ドリンクバー（笑）」というしょーもない流れでリラックスしながら会えました。

行くまでの道のりで、「会いたかった・・（優しく抱きかかえる）」とか、「いきなりチューして黙って手を繋いで・・」とかいろいろ妄想してたのですが、いざ会ってみたら、
「あ、えっと・・こんばんは」
「こ、こ、こんばんは・・」
我ながらシャイすぎた！！（笑）　

殆ど目を合わせないまま、「えっと、じゃあガストでいい？」「あ、うん、あ、ドリンクバー・・」みたいな会話でしたね。　会話になってない会話でした。

メールのやり取り中に写メを送ってもらったりしていたのですが、思ってた以上に可愛くてオシャレだったので気負いしちゃった部分もあります。

その後は、攻略法どおりの会話は実は出来ておらず、殆ど会話は弾まなかったのですが、大学のサークルのチャラいノリよりも、ピュアな私の事を気に入ってくれたみたいで、
「じゃあ、今度東京タワーに行こう？」
と約束して1時間ほどで帰りました。　

その後は、出会い系攻略はあまり関係ないからもういいですよね・・　恥ずかしいし。

⇒28.出会い系サイトの体験談　その２　最悪な女編

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